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概要
「ローグ」と同様の特徴を持つゲーム (「NetHack」「変愚蛮怒」などのバリアント) の総称として扱われた。ダンジョンの自動生成、死んだらすべてを失う、戦略性のあるリソース管理、などの特徴を持つ。
単なるバリアントであるローグライクよりも、特徴が先鋭化したゲームメカニクスとの区別のために「ローグライト」「ローグライクライク」という名称が作られるようになった。
日本でのローグライクの影響
日本では、「トルネコの大冒険」や「風来のシレン」が、ローグライクの特徴的な部分を抽出して再構築されたゲームとして有名だったため、長らくローグライクと言えば、これらのゲームを指すことが多かった(現在もこの傾向は続いている)。
ローグライクの特徴
ローグライクには以下の大きな特徴がある
- 自動生成されるダンジョン(レベル)、敵、アイテム
- Permadeath (恒久的な死)
- Turn-based (ターン制)
- Grid-based (グリッド制)
- シームレスな戦闘
- 複雑性
- Resource Management (リソース管理)
- Hack ’n’ slash (ハック&スラッシュ)
- 探索と発見
派生ジャンル
最近のトレンドとして、ローグライクの特徴の一部を切り出して新しいジャンルが生まれる流れがある。
- スペランキー: 2D Platformer (プラットフォーマー) との融合
- Binding of Issac: Action-adventure game (アクション・アドベンチャーゲーム) との融合
- FTL: RTS (Real-time strategy) との融合
- Slay the Spire: カードゲームと Turn-based (ターン制) RPG との融合。→ Deck-building game (デッキ構築型ゲーム)