Linear progression (リニア進行)

[<< 用語集に戻る]
カテゴリー: ゲームデザイン

概要

リニア進行型のゲームは、別名「一本道ゲーム」と呼ばれて進行に制限のあるゲームプレイを強いられる。

こういったゲームは古臭く、現代的なゲームデザインの観点から自由度の低いゲームと捉えられる傾向がある。

メリット

とはいえ、リニア進行型のゲームが Open-world (オープンワールド) など Nonlinear progression (非リニア進行) のゲームと比べ劣っているかというと、必ずしもそうとは限らない。以下にその理由を列挙する

明確な目的

Nonlinear progression (非リニア進行) はゲームの目的をプレイヤーに委ねるが、その裏返しとして何をしてよいのかわからない、という難しさがある。

それに対してリニア進行のゲームは自由度が低いぶん、目的と異なる行動をすると正しいルートに戻されて、迷う時間が少なくて済む

またリニア進行は攻略順がほぼ固定されているため、ゲームデザイナーが想定している最適なゲームバランスで遊ばせてくれるので、特にバトルが面白く遊べるメリットがある

ストーリーが明確

非リニア進行のゲームのシナリオは、攻略順が固定化されないため、どの順番で攻略してもストーリーに違和感がないように、断片的なストーリーで構成されたシナリオ Nonlinear narrative (非線形な物語) が採用されることが多く、抽象的で概念的な話になりやすい

それに対して、リニア進行はストーリーが固定化されるため、キャラクターの成長や世界の変化などを最適な構成で描くことができる(わかりやすいストーリーになりやすい)

デメリット

  • ストーリーやキャラクターが合わないと先に進める気力がなくなる
  • ストーリーの都合とゲームプレイのミスマッチで萎えることがある(負けバトルなど)
  • 同じことの繰り返しが続くと、飽きてくる可能性がある
[<< 用語集に戻る]