Puzzle platform game (パズルプラットフォーマー)

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カテゴリー: ジャンル

概要

Puzzle platform game (パズルプラットフォーマー) とは、 Platformer (プラットフォーマー) のゲーム構造を利用した パズルや謎解き要素が強い Action game (アクションゲーム) 。「ドアドア」や「どきどきペンギンランド」が初期のアクションパズルゲームとされている。

特徴的なパズルプラットフォーマーのタイトル

  • ソロモンの鍵 : 足場となるブロックを自由に作り出したり消したりする
  • バベルの塔 : 足場となるブロックを組み合わせてゴールを目指す
  • Braid : 時間操作をテーマとしている
  • LINBO : Physics puzzle game (物理パズルゲーム)
  • Portal : ポータル (空間移動) のエリアを作るポータルガンを使う
  • Bomb Chicken : 時限で爆発する爆弾を活用する
  • ElecHead : 電力を発生させる頭を使う

考察

パズルプラットフォーマーを作るのは意外と難しい

純粋なアクションゲームは、「核」となる仕組みを作ればそれを使いまわしたり少し改良・拡張することでゲームを完成させられるが、パズル要素は使い回しが難しく(一度使ったら終わりの一点ものパズルとなりやすい)ため、見た目に反して作るのが難しいジャンルとされる。

数年前、僕はパズル設計の動画を作ったのだが複数のゲーム開発者と話をして「パズルはどうやって作るんですか?」と尋ねた。簡単な製法やひな形を期待していたのだが、彼らは困惑した表情でゆっくりと肩をすくめただけだった。

結局のところ、パズルの制作はめちゃくちゃ難しいってことだ。

それにかなり時間もかかる。2Dジャンプ系はほんの少し工夫するだけで、同じ構成要素を何度も再利用できる。つまりこの点で、ステージはランダム生成できる。だがパズルには、手作りの唯一性が必要で繰り返しはできない。一度答えが分かってしまうと、もう楽しめなくなるからだ

ゲームの方向性が決められないという問題 | GMTK Developing

参考

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