概要
ホラーゲームとは、プレイヤーを怖がらせるホラー要素があるゲームジャンル。ホラー要素そのものは特定の Gameplay (ゲームプレイ) に依存しないため、様々な Game mechanics (ゲームメカニクス) や他のゲームジャンルを自由に組み合わせることができる。
サブジャンル
Survival horror (サバイバルホラー) は、最も一般的なホラーゲーム。 Action game (アクションゲーム) のサブジャンルで、恐怖の対象から逃げて生き延びることを目的としたゲームジャンル。代表的なゲームは以下の通り
- バイオハザードシリーズ
- Alone in the Dark
- クロックタワー
- 雫シリーズ
恐怖の対象を倒すアクションを重視したホラーゲーム。代表的な作品は以下の通り
- ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ
- Dead Spaceシリーズ
- Left 4 Deadシリーズ
- The Last of Us
Psychological horror game (サイコホラーゲーム) は心理的恐怖を中心に据えたホラーゲーム。モンスターよりも精神的・心理的な状態の恐怖や「人間の怖さ」を表現するホラーゲーム。ゲーム内のナレーションは信頼性の低い認識や疑わしい狂気に依存している。例えば「サイレントヒル」は主人公のアイデンティティの認識を軸にしたストーリーで、決定的なサイコホラー作品とも言える。また「 Fourth wall (第四の壁) 」を壊す「OMORI」や「ドキドキ文芸部!」などはコンピューター上や現実世界に直接影響を与えるような表現をしている。
Jump scare (ジャンプスケア・ホラーゲーム) はプレイヤーが安心しているときに、突如衝撃の映像を見せることで驚かせるホラーゲーム。このジャンルの代表作は「Five Nights at Freddy’s」。
Reverse horror (リバースホラー) は他人を怖がらせることを目的としたゲーム。プレイヤーは悪人やモンスターの役を演じる。通常、悪人は被害者よりも強力な能力を持っていて、圧倒的な力で被害者を追いかけて追い詰める。
代表作は「Carion」「Dead by Daylight」「Friday the 13th: The Game」。
考察
殺人鬼
殺人をすることに躊躇しない人間を殺人鬼と呼ぶ。その中でも常習的な連続殺人犯を「シリアルキラー」、精神異常による殺人を「サイコキラー」と呼ぶ。
ホラーゲームにおける殺人鬼として扱われやすい外見や種族の特徴
- 怨霊:生きている人への憎しみや恨みなどで災いを与える。非業の死をとげた人間の成れの果て
- ゾンビ:生きる死体。噛まれるなどでウィルス感染によりゾンビ化する
- 悪魔:人間を誘惑する存在や身体を乗っ取ろうとしたりする。邪神
- 宇宙人:地球外生命の知性を持つもの。超科学や陰謀論、侵略者として描かれる。グレイ。エイリアン
- 半魚人:インスマス。ダゴン
- 殺人ピエロ:ジョン・ゲイシー。ペニーワイズ
- マスク:ジェイソン。レザーフェイス。ゴーストフェイス