Jump scare (ジャンプスケア・ホラーゲーム)

[<< 用語集に戻る]
カテゴリー: ジャンル

概要

ジャンプスケア・ホラーゲームとは、びっくり系 Horror game (ホラーゲーム) 。画像やシーンの急激な変化で驚かせ、プレイヤーを怖がらせることを目的とする。そういった場面では、通常は大声だったり、耳障りなノイズ音が再生される。ホラー映画ではジャンプスケアは「最も基本的な構成要素の1つ」と言われる。

考察

ジャンプスケアの作り方

  1. 怖い状況を作って、それがいかに怖いものであるかをプレイヤーに認識させる
  2. 何か怖いものが出そうな雰囲気やシチュエーションを見せる
  3. 「出るぞ出るぞ」と思わせておいて何も出さない、という(静寂した)状況を続ける
  4. そして、プレイヤーが安心したタイミングで、怖い顔のアップを突如登場させる
  5. それとともに怖いエフェクトを再生したり、画面を激しく揺らしたり、金切り語や耳障りなノイズ音を再生する

ジャンプスケアは飽きられやすい

ジャンプスケアはパターン化されていて、やり尽くされているため、ジャンプスケアが登場するタイミングを読めてしまうと怖くない。またストーリー内で繰り返し同じようなジャンプスケアを行うと飽きられて怖くなくなる。

そこで、モンスターの恐怖以外にも、仲間の裏切りや豹変といった人間の怖さ、心理的・精神的なプレッシャーを与えるなど、「怖さ」のバリエーションを変化させていくのが大切かもしれない。

参考

関連記事

ホラーゲームの作り方 「恐怖の哲学 ホラーで人間を読む」に学ぶホラーの作り方 [<< 用語集に戻る]