カテゴリー: ジャンル
概要
3D主観視点のダンジョンを探索するゲーム。「ウィザードリィ」の系譜で、戦闘は Turn-based (ターン制) のコマンドバトル。様々な人種と職業を組み合わせたパーティを組み、ダンジョンの奥へ進むゲーム。
リアルタイムの戦闘のダンジョンRPG「Dungeon Master」「Might and Magic」も含む。
特徴
ダンジョンのマップは Grid-based (グリッド制) で表現されており、プレイヤーは一歩一歩そのマス目を歩くことになる。グリッド制により、あからさまに不自然な空間ができるとそこに何かが隠れているのかもしれない…という推測により攻略する要素があった。
ジャンル黎明期では、プレイヤーは手書きマップを作ることで攻略していた。しかしマッピングが面倒なためゲームの敷居が高かったところに、自動でマップを記録してくれる「オートマッピング」が実装され、手書きマップは消滅した。
その後、十数年の時を経て、3DダンジョンRPGが古臭いゲームジャンルとなっていたころ「世界樹の迷宮」が発売。タッチデバイスを使用して、ゲーム内でマッピングするというゲーム性が懐かしくも新しいと注目を集めることとなる。
ダンジョン内には様々なギミックやトラップが仕掛けられている
- 落とし穴:ダメージ(ピット)。下の階に落下することもある
- 回転床:方向をランダムに変える
- 移動床:指定された方向に勝手に移動してしまう床
- 滑る床:壁に衝突するまで勝手に直進してしまう床
- 浮遊装置:対になる装置まで勝手に直進してしまう
- モンスター床:踏むと周囲に敵が出現する
- ワープゾーン:別の場所に飛ばされる
- 一方通行の扉:通過すると元の場所に戻れない扉
- 抜け道:見た目は壁に見えるが通過可能な通路
- エレベーター:別の階に移動できる
- ダークゾーン:周囲が真っ暗になって何も見えなくなる場所
- 鍵のかかった扉:鍵を手に入れることで開けられるようになる扉
- 宝箱:アイテムが入っている
- 採取・採掘・伐採ポイント:調べることで素材アイテムが手に入る場所
- 回復の泉:HP/MP や状態異常を回復できる
歩くごとに上昇して、一定の値で敵と Encounter (エンカウント) する「ランダムエンカウント」のタイミングを視覚的に確認できるUI。
ダンジョンRPGは通常ランダムエンカウントまたは固定エンカウントだが、シンボルエンカウントにより視覚的に敵の存在を表示する作品(世界樹の迷宮の F.O.E.)もあった
参考
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