ハマるゲームルール構築

ミスタードリラーなどを作られた「長岡 靖仁」氏によるCEDEC2010の講演、ハマるゲームルール構築を個人的にまとめた内容となります。

アクションパズルのメリット

  • ローコストでプレイバリューの高いゲームを作れる(→乱数による自動生成でレベルが作れる)
  • ハードスペックに依存しないゲーム性(→マルチプラットフォーム展開が可能)
  • 容量が少なくて済み、ダウンロード販売に向いている(→長く売れ続けることも可能)

アクションパズルを作るための4つのポイント

1.死の恐怖

死の恐怖を感じされるメタファーをビジュアルで表現する
生の喜びを感じさせるメタファーを用意する

2.生理的快感

感覚的な要素 → 幼児向け玩具の挙動が参考になる
大連鎖 → 見た目に分かりやすく、大きな解放感が得られるもの

3.展開バリエーション

プレイするたびに配置が変化し、展開が変わる
ネット対戦もバリエーションの1つ

4.カオスの秩序化

乱数によってカオス化した配置状況をプレイヤーのアクションにより切り開ける可能性があるか?

  • カオスの秩序化ができないゲームは「運ゲー」になってしまう
  • カオスの秩序化は瞬時の判断を求めるようにする
  • 一定時間コンボが作れないとコンボ終了
    • 判断が遅いと黒キューブ化して動かせなくなる
    • それにより段階的な達成感を得ることができる