弾を撃つゲームで見た目を良くする11の方法

今回は弾を撃つ要素があるゲームで見た目を良くする12の方法について書きます。

なお動作サンプルは以下のページから確認できます。

弾を撃つゲームで見た目を良くする11の方法

1. 弾のスプライトを変更する

まずは弾のスプライトを差し替えます。

明るい色の画像に差し替えるだけで印象を変えることができます。

2. 発射位置をずらす

弾をまっすぐに発射していると、数珠つなぎのように見えて見栄えが良くないです。

そこで、数フレーム単位で発射位置をずらします。

フレームレートを固定させる必要がありますが、発射位置をずらすことで弾がうねって見えるようになり、弾の派手さがアップします。

3. 弾の発射方向をバラす

ゲームバランスや方向性に影響しますが、弾の発射方向を少しだけバラすことで見た目が良くなります。

4. ヒットエフェクトを生成する

弾が敵にヒットしたときに、弾の移動方向と反対側にヒットエフェクトを発生させます。

このパーティクルの速度はランダムで、消滅までの時間もバラバラにするとより良い見た目のパーティクルとなります。

5. スクリーンシェイク

弾を発射したときに画面を揺らします。ショットガンなど発射したときの衝撃を表現する場合などに使えます。

6. ヒットシェイク

弾が当たったときに対象を揺らします。

弾が命中したときの激しいインパクトを表現できるようになります。

7. ノックバック

こちらも弾があたったときの衝撃を表現できます。

8. ヒットスロー・ヒットストップ

ゲームの時間の流れを一時的に遅くすることで、衝撃の大きさを表現します。

9. ブラー

弾の移動した場所に残像を残すことで、より派手な見た目にできます。

前の位置になるたびにアルファ値を小さくして描画します。

10. トレイル

ブラーと原理は似ていますが、帯のように軌跡を表示するという違いがあります。

 移動するオブジェクトの後ろに
軌跡をつける

ホーミングミサイルやホーミングレーザーのように、曲線を描いて移動するような弾に使うと効果的です。

11. ポストエフェクト

少し使い所が難しいですが、ポストエフェクトでグロー効果を適用すると見栄えが格段に良くなります。

プロジェクトファイル

今回作成したプロジェクトはGitHubからダウンロードできます。(Godot Engineによる実装です)