ゲームを作る時間を確保するには

ゲーム製作はとても時間がかかります。プログラム書いたり、動かしてみたらバグが発生したり、絵を書いたり、音楽を作ったり……。

そんな大変な作業であるゲーム制作のために、私がやっている時間を捻出する方法を紹介したいと思います。

1. 1日5分だけでもよいから作業をする

ゲーム開発はどうしても時間がかかる大変な作業なので、開発期間が長くなるほど作業に取り掛かるのが億劫になります。そしてプライベートが忙しくなるとだんだん作業をしなくなり、いつの間にか開発が止まってしまうことがあります。

それを避けるためには、一日の間の少しだけでも良いから作業を進めることです。

ちょっとしたテキストの誤字を修正したり、ボタン画像を作ったりとか簡単な作業でも良くて、とにかく何かしら理由をつけて作業をします。そうやって少しだけでも開発の勢いを残すことで継続的な開発を進めるための助けになると思います。

2 どこでも作業をする

電車で移動中など、スキマ時間を使って作業をします。ノートパソコンがあればそれを持ち歩いて、電車の中でもカタカタしています。
ただ、常に座れるとは限らないので、そういうときは、スマホ片手にアイデアや問題点をまとめたり、コンビニの100円ノートにメモを書き込んだり……。
脳内でゲームを動かしたりできると、歩いている時でもゲーム開発できるようになります

3. 作業に集中できない場合

家にはゲームやネット、動画など誘惑がいっぱいあるので、気が緩みがちな休日は、午前中に外に出るようにします。
ノートパソコンを持っているなど、外出しても作業できる場合に限りますが、カフェなどに行って作業をするのが良いです。
ポイントはあまりダラダラと長居せずに、短い時間に集中して作業することです。(お店の迷惑にもなりますし……)
さらに近くに図書館があれば、お金がかからなくて良いですね。図書館によっては、パソコン用の机があって、タダで電源を借りれたりします。

ネットカフェなども集中して作業できて良いです。

開発中にどうしても集中できなくなったら、ベッドで横になって休むのも良いです。ただその場合、タイマーを5分に設定するなどして、休みすぎないように時間を決めるのが良いと思います。

4. 開発のスケジュールを立てる

個人開発の場合はあまりガチガチにスケジュールを立てる必要はありませんが、ある程度のスケジュールは立てておいたほうが良いです。

またスケジュール通りに作業を進める……という目的ではなく、やるべきことを明確にするためのリストと目安としてスケジュールを活用します。

というのもゲーム開発は、「作ってみたら面白くなかった」「こうすれば面白くなるのでは……?」といった感じで、計画通りいかないケースが多いためです。とはいえ無計画で開発を進めるといつまでも終わらないので、ある程度はゴールが見えておいたほうが良いので、そのためにスケジュールを立てます。

またタスクリストを作ってスケジュールを立てることで、気分が乗らないときに簡単なタスクを見つけてそこから始める、といった勢いをつけるための作業を見つけやすくするメリットもあります。

5. 決まった時間に作業を開始する(そして徹夜は避ける)

これはやや難しいですが、

例えば、朝6時に起きて1時間作業することを習慣づけします。一日の予定にあらかじめ組み込んでしまうわけです。

それにより朝6時に起きて1時間作業することが確実にできるようになります。最初のうちはアラームを設定してみても良いかもしれません。

「空いた時間に作業をする」という条件付けで作業をすると、「時間が空かなかったら作業しない」という「作業をしない言い訳」をしてしまいがちです。ですので、あらかじめ予定を埋めておく、というのは強制的に作業を進めるには良い方法だと思います。

6. コンテスト・イベントに参加する

これも難しいかもしれませんが、コンテストやイベント(コミケやデジゲー博など)に参加・出展をする前提でプロジェクトを開始します。

それらに参加すると明確な締切が生まれるので、それに向けて作業をすることになります。

なおゲーム関連のコンテストについては以下の記事にまとめました。

ゲームコンテストに参加して開発力を上げよう