今回はGodot Engineでのプラグイン(Addon)の使い方を紹介します
目次
プラグインのインストールと有効化の手順
新規プロジェクトを作成して、エディタ中央にある「AssetLib」をクリックします
プラグインの一覧・検索画面が表示されるので、今回は「trail」と入力して、「Godot Trail System」をクリックします。
これはオブジェクトにトレイル(動きの軌跡)を付与するプラグインとなります。
「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了すると「成功!」と表示されます。
そうしたら「インストール」をクリックします。
インストールするデータの一覧が表示されます。
最低限必要なのは「addons」のみですが、ここではチェックが入っているものすべてをインストールしておきます。
インストールが完了すると以下のダイアログが表示されるので「OK」ボタンを押します
次にプラグインを有効化します。
メニューから「プロジェクト > プロジェクト設定」を選びます。
プロジェクト設定から、プラグインを選んで「Trail System」を有効化して閉じるボタンを押します。
これで Trail System を使うことができます。
Trail System の使い方としては、例えば 2D シーンをクリックして……
作成されたシーンを Ctrl+S (Cmd+S) で保存します。
Node2Dを右クリックして、「子ノードを追加」を選びます。
Trail2Dノードを追加します。
Trail2Dノードが追加されたのを確認して「Node2D」を選択し、スクリプトをアタッチします。
そのまま「作成」を選択します。
スクリプトは以下のように記述します。
extends Node2D
func _process(delta: float) -> void:
# マウスの位置に移動
position = get_viewport().get_mouse_position()
右上のシーン実行ボタンからシーンを実行します。
するとマウス移動に追従するトレイルが表示されます。
見た目を調整するために Trail2D を選択して、インスペクタから「Width Curve」の [空]を選択します。
新規Curveを選びます。
カーブが表示されるので、これをクリックします。
するとカーブグラフが表示されるので、右クリックで制御点を追加します。
実行して動作を確認します。トレイルの終端が細くなり、少し見た目がよくなります。
参考
10 addons for better game jams in Godot
ゲームジャムで使うと便利なプラグインが紹介されています
今回紹介したプラグインです。Unityっぽいトレイルをつけることができます
辺と角度が等しいポリゴンをすばやく作成する
乱数の拡張
4. godot transitions
画面遷移演出
5. Old style controller
FPSカメラとキャラクターコントーロール
6. Destructible objects
2Dスプライトをバラバラに破壊する
7. Smartshape2D
なめらかな2D地形メッシュを作れる
3Dハイトマップベースの地形の生成
小物(Prop)をランダムに配置するツール
Voxelを作成するツール