GameMaker:Studioの使い方を解説したKindle本、本日2014/12/22に配信開始しました。
可愛らしい表紙イラストは炎堂たつや先生に描いてもらいました。
タイトル名は「無料ではじめる2Dゲーム開発 GameMaker:Studio入門」です。タイトル通り、GameMaker:Studioの入門書となっており、対象者はゲームを今まで作ったことない人、GameMaker:Studioを使い始めたけれども、今ひとつ使いこなせていない人、そんな人たちの助けになるような本となることを目指しました。今まで日本語でGameMaker:Studioを解説した書籍はなかったので、おそらく日本初の解説本となると思います。
目次は以下のとおりです。
- Chapter1 GameMaker:Studio とは
- Chapter2 GameMaker:Studio の導入
- Chapter3 ミニゲームの作成
- Chapter4 シューティングゲームの作成
- Chapter5 GML入門
- Chapter6 アクションゲームの作成
- Chapter7 簡易アドベンチャーゲームの作成
- Chapter8 アクションアイコン一覧
- Chapter9 各プラットフォームへの出力
- Chapter10 Tips
Chapter1〜3が初心者向けの内容、Chapter4〜6・8・10が中級者向けの内容、Chapter7・9が中級者以上向けの内容となっています。
内容の詳細としてはChapter1、2ではGameMaker:Studioの特徴やインストール方法について説明しています。そしてChapter3では、ミニゲームを作りながらGameMaker:Studioの操作に慣れていきます。さらにChapter4ではシューティングゲームの作成、Chapter5ではGMLの説明をした後、Chapter6でGMLを使いながらアクションゲームを作成していきます。Chapter4〜6がこの本のメインとなる内容ですね。
Chapter7以降はオマケ的な内容です。Chapter7ではGMLを駆使した例として、簡易的なアドベンチャーエンジン(紙芝居)を作成します。某掲示板の過去ログを見たところノベルゲーム的な会話イベントをGameMakerで作りたい、という書き込みがあったので、そういった需要に答える内容としてみました。Chapter8は資料的なもので、アクションアイコンの機能を一覧として見れるようにしました。Chapter9ではHTML5 / Android / iOS への出力方法を紹介しています。Chapter10はちょっとしたテクニックを集めてみました。
Chapter9の各プラットフォームへの出力は、GameMaker:Studio固有の作業に絞って説明をしているので、ある程度の経験があることを前提としています。
といった感じでこの本は、ゲーム作成初心者が少しずつステップアップできるような作りにしています。そのため現在GameMaker:Studioをバリバリ使いこなしている人には物足りない内容かもしれません。具体的な内容としては以下のサンプルゲームを作っていきます。
※ミニゲームはマウス操作、それ以外はカーソルキーとSpaceキーで操作します
このようなものを作りたいのであれば、本書は参考になると思います。
ちなみに、GameMaker:Studioの無料版はWindowsへ出力することはできますが、HTML5 / iOS / Androidなどへの出力は、Pro版と各エクスポーターを別途購入する必要があります。
この本のお値段は700円と少しお高めですが、ページ数は518ページ、そしてデータサイズは64MBの大ボリュームとなっておりますので、GameMaker:Studioに興味があるかたは是非是非よろしくお願いします。
Kindle for PCを使うことで、PCでも読むことができます。Kindle for PCのインストールはこちらから行えます。
■サンプル
Chapter3「ミニゲームの作成」のサンプルをPDFで用意しました。
※準備中……
だいたいこのような感じで、スクリーンショット中心に解説をし、ところどころに図が入っています。あと、PDF版では若干レイアウトが崩れているところがありますが、Kindle版では問題なく表示されます。
あと、Chapter4「シューティングゲームの作成」とChapter6「アクションゲームの作成」のサンプルです。
■Amazonの販売ページ
Kindleの販売ページはこちらとなります→無料ではじめる2Dゲーム開発 GameMaker:Studio入門 スマートフォンへの出力対応!